トーキョー忍スクワッドが2020年2号にて連載終了
2019年27号から連載が始まったトーキョー忍スクワッドが2020年2号にて連載が終了した。全27話。単行本は全3巻の予定。
どんな漫画?
政府が打ち出した「ガラパゴス改革」により、 ロシア・中国・アメリカと日本を繋ぐハイパーループが開通。 グローバル化を意図したその政策は 東京を世界一の犯罪都市へと変えた。犯罪率の上昇に伴い、 裏社会では戦国の世から続く奴らの存在が認知され始めた。
それが―忍。
(週刊少年ジャンプHPより)
原作:田中勇輝、漫画:松浦健人。漫画担当は2018年の金未来杯「仄見える少年」で作画を担当している。
ブログ主の感想
終始何かが足りないまま進行してしまった作品、という感じ。世界一の犯罪都市というバイオレンスな設定の割にはいつもと変わらないように見える東京、忍設定とはあるけど普通の能力もの。キャラも世界観もイマイチ扱いきれていないというか、練られてないというか…。展開も特にひねりは無く、意外性なし(奇をてらい過ぎるのもあれだが見え透いた展開オンリーというのもね…)。
アンケートもよくなかったようで同期の作品(太星、ビーチル)とともに仲良く最下位組へ。その後は盛り返すこともなく連載終了となった。
序盤迷走していた太星、ビーチルに比べればこちらはまあ(消去法で)生き残れるんじゃない?とは思っていたが…結果的には一番盛り上がりに欠けて終了した。キャラと世界観をきちんと練って活かしていればまだ戦えていただろうか。