食戟のソーマが2019年29号にて完結

2012年52号より連載が始まった食戟のソーマが2019年29号にて完結した。全315話。ジャンプGIGA 2019SUMMERにて後日談が掲載される予定。

どんな漫画？

創造する新料理マンガ、ここに開演!!実家が下町の定食屋を営む中学生・幸平創真。目標である料理人の父、城一郎を越える為、創真は修業の毎日を送っていた。しかし、ある日突然父から料理学校への編入話を告げられ...!?

週刊少年ジャンプHPより

主人公である幸平創真が一流の料理人を目指す料理漫画。原作は附田佑斗、漫画は佐伯俊。食のアイデアに料理研究家の森崎友紀が協力している。少年ジャンプNEXT!2012 SPRINGにて読み切りが掲載されていた。

これまでの歩み

ジャンプでは珍しい料理漫画としてスタート。ライバルたちと熱い勝負を繰り広げながら料理の腕を磨いていく王道ストーリー、そして読んだ人のほとんどが目に留まるであろう登場人物が料理を食べた時のリアクション（美少女だけならず厳つい男やおじいさんまでエロリアクションをしたりする）を武器に人気を博していく。また作中で登場した料理は単行本にて簡易版ではあるがレシピが紹介されている。真似してみた人もけっこういたのではないだろうか。2015年4月からアニメの放送が開始。2019年29号時点で第4期の制作が決定、2019年10月から放送予定となっている。

アニメ化に加え単行本も一時期は単巻・実売り上げで50万部を超える人気作品となった当作品だが後半は掲載順（＝アンケート結果）がふるわず低迷。特に最後の1年は巻末固定枠を除いて最下位になることもしばしば見受けられた。堂々完結！と表記されているが最終話を見る限りでは「俺たちの戦いはこれからだ！」ENDで幕を下ろしているので打ち切り臭がどことなく漂う形となった。



話の流れ上仕方がないところもあるのだが後半はネタ切れなのか単調になってきたとはブログ主も感じた。薊がやってくるあたりまでは面白かったんだけどなぁ。長期連載作品が憂き目にあうのは珍しいことではない（例：シティーハンター、シャーマンキング）のだが、後日談を描くならGIGAやジャンプ+でもいいので最後まで描かせてあげてほしいと思わなくもない。