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鬼滅の刃が2020年24号にて完結

2016年11号から連載が始まった鬼滅の刃が2020年24号にて完結した。全205話。単行本は全23巻の予定。

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上の画像は2019年18号(アニメ放送開始直前)のものです。

どんな漫画?

血風剣戟冒険譚、開幕。

舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!

週刊少年ジャンプHPより)


作者は吾峠呼世晴。2013年4月期に「過狩り狩り」でJUMPトレジャー新人漫画賞で佳作を受賞している。海外ではDemon Slayerと表記されている。

2019年18号・19号では外伝である「冨岡義勇外伝」も掲載された。作者は平野稜二。また同じく外伝である「煉獄外伝」が今後掲載される予定である。こちらも作者は平野稜二。


これまでの歩み

2016年11号から連載開始。初連載ながら7話目にてセンターカラーをもらっているが一大ブームとなっている今とは違い当時の人気はそこまででもなかったと記憶している。重苦しい・オーソドックスな展開だったためか、実際に掲載順位が下位になり打ち切りライン手前になったこともあった。しかし我妻善逸を始めとする個性豊かなキャラクターや独特な言葉使い・セリフ回し・笑いどころを武器に徐々にファンをつかみ人気を上げていき、ジャンプの中堅ポジションとしての地位を固めた。

2018年6月にアニメ制作化が決定。2019年4月にアニメの放送から始まってからは人気が爆発。単行本の売り上げが急上昇し、完売する本屋が続出する。18巻は「黒子のバスケ」「暗殺教室」以来となる初版発行部数100万部を突破。19巻は初週で137.8万部の売り上げを記録。20巻は初版発行部数が280万部となった(歴代2位)。2019年の年間の総売り上げではONE PIECEを抜いて1位に輝いた。

HUNTER×HUNTERNARUTOBLEACHが最高初版200万部行かなかったというのを考えるといかにすごいかわかると思う。

人気絶頂ということでラスボス討伐後も(大人の都合で)新たな敵が出てくるとかジョジョ形式で第二部が始まるとかいろいろと噂されていたが引き伸ばしにはならず2020年24号にて完結を迎えた。


ちなみに韓国で「鬼殺の剣」という設定を丸パクリしたかのようなゲームも出たりした。すぐに配信中止となったが。

ブログ主の感想

本誌1話目から読んではいたが実は途中で一度やめてしまった。ちょうど人気が出始める(我妻善逸が出る)前に…。当時は「悪くはないんだけど…」という感じで自然と読むのをやめてしまった記憶がある。この時は片鱗はあったもののまだ輝いてはいなかったとブログ主は思う。

久々に読んだとき(50話あたり)は個性が輝いてたこともあり以降はそれに惹かれ最終話まで本誌で読む。バトル(アクション)漫画ならかっこいい戦闘シーンが全てでしょ、みたいな考えがあるのだが独特な言葉使いやセリフ回し(掛け合い)、心理描写にドハマりする。

本当はもっと読んでいたいという気持ちがあるのだが下手に引き伸ばされてぐだぐだになるよりかは惜しまれつつも完結するのが一番かと。連載お疲れさまでした。