ハイキュー!!が2020年33・34号にて完結
2012年12語から連載が始まったハイキュー!!が2020年33・34号にて完結した。全402話。
上の画像は2020年32号のものです。
どんな漫画?
劇的青春!バレーボール物語!!
おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?
週刊少年ジャンプHPより
文字通りのバレーボール漫画。作者は古舘春一。タイトルはバレーボールを意味する熟語「排球」から。スピンオフとしてレツ作の「れっつ!ハイキュー!?」も連載されている。
これまでの歩み
連載前からバレーボールを題材にした漫画を描くという目標があったが編集のアドバイスにより「詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。」を執筆。その後本作の読み切りを2回掲載して連載がスタートした。
ジャンプの性質上相性の悪いスポーツ漫画でありながら一定の地位を確立し、連載同年に黒子のバスケ・暗殺教室と並んで「ニューパワージェネレーションキャンペーン」に選ばれる。その後は2013年10月4日にアニメ化が決定、2014年6月から放送が始まった。単行本も実売上で100万部を超えたこともあり、また本作の連載によりバレーボールに入部する人が増加した。
終盤は高校からプロ編に舞台を移した。長期連載作品は終盤掲載順が落ち、話を巻いて終わってしまうことが多いが(トリコ、ソーマなど)、当作品はそんなことなく無事に描き切って完結した。
変人速攻という超人技はあるもののどこぞの庭球と違って球が分裂したり、相手選手をホームランしてKOしたり、超サイヤ人みたいなオーラを纏うということはない。
ブログ主の感想
テニヌテニプリや黒バスのような超人スポーツや火ノ丸相撲のような熱血スポーツ漫画と違う、爽やかスポーツ漫画として愛読。構図やコマ割りの関係で何をしているかわかりにくいところが(自分の中で)多々あるが、演出・展開・キャラ・伏線回収などどの要素もレベルが高い作品だと思う。特に最初から読み込んでいる人なら終盤のプロ編での演出でぐっとくるものがあるに違いない。最後オリンピックの舞台に立つシーンがあるのだが…黒バスのエキストラゲームみたいにどこかで描いてくれませんかね?
古舘先生、8年間の連載お疲れさまでした。