チェンソーマンが2021年2号にて完結＆ジャンプ＋にて第二部連載決定

2019年1号に連載が始まったチェンソーマンが2021年2号にて完結した。それと同時にジャンプ＋にて第二部の連載が決定、TVアニメ化も決定した。

どんな漫画？

『ファイアパンチ』の鬼才、新時代を切り開くダークヒーロー漫画で週刊少年ジャンプに初登場!!

騙され借金まみれで、貧乏な生活を送っていた少年デンジ。チェーンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていたが、ある日残虐な悪魔に狙われてしまい...!?

（週刊少年ジャンプHPより）

80～90年代頃の日本を舞台に悪魔を題材としたダークファンタジー。作者は藤本タツキ。

これまでの歩み

2019年度のトップバッターとして登場。当初は1話の出来は良かったものの前作のファイアパンチのように迷走するのではないかとの声もあがったが、アクの強いキャラクター達、HUNTER×HUNTERの蟻編や呪術廻戦と並ぶ容赦ない描写、そして綿密な全体構成を武器に人気を獲得。ジャンプの中堅ポジの地位を確立した。

ジャンプの次世代を担う作品とされていたが全力疾走で駆け抜け、近年のジャンプでは珍しく2年の連載で完結を迎えた（打ち切り作品ではいくつかあるが）。最終回手前では完結を惜しむ声がたくさんあがったが2021年2号の最終回にてTVアニメ化＆ジャンプ＋にて第二部の連載が決定し、大いに盛り上がった（アニメはドロヘドロ・呪術廻戦を制作したMAPPAが手掛ける）。また宝島社の「このマンガがスゴイ！2021」にてオトコ編第1位を獲得。

ジャンプ本誌ではここまでだがこれからの活躍に期待がかかる。

ブログ主の感想

良くも悪くも癖の強いマンガ。面白いことは面白いが読者を置いてけぼりにするような展開が多々あり、もうちょい丁寧に・ベタベタな展開物でいいから描いてくれて思うこともしばしば（ファイアパンチよりはマシだと聞くが…）。だが上にも書いた通り構成の綿密さは確かだし（第一部の）最終回は奇麗にまとめてくれたので満足。

本作品とは関係ないがジャンプ巻末コメントのゆるさもひそかな楽しみだったり。

ジャンプ＋に移籍することでいろいろとリミッターが外れそうで怖いところがあるが引き続き追っていきたいと思う。パワーちゃんとの約束は果たせるのか。